よくある質問

製品についての質問

JH-919:ベアリングインナーレースプーラーで、特殊な車種のため適合表に記載がありません。何を調べて連絡すれば、適合が分かりますか?

最も確実な方法は、実車のベアリング現品を、当社の方にお送りいただくことです。不可能な場合は、実車のべリングに記載されている、ベアリング番号をお知らせください。車両メーカーの純正番号でも調べることは可能ですが、同一純正番号でも、ベアリングメーカーにより若干の形状が異なる場合もあります。

OM-35:ワンマンブリーダーを使用中に、中心のボルトネジ部よりフルードが漏れてくる?また、このアタッチメントは、ワンボックス車にセットしづらい。何かいい方法は?

円筒ゴムまたはテフロンシートが、劣化しているか変形している可能性があります。
アタッチメントのセッティング時、締め付けすぎてしまうと、円筒ゴムがめくれてこの様な現象が起きることがあります。一度、アタッチメントを分解しきれいに清掃した後で、センターネジ部および円筒ゴム内径のリップ部に、ラバーグリスを塗布して再度正しく組み付けてください。
それでも漏れてくる時は、補修部品と交換してください。ワンボックス車およびその他セッティングのしづらい車種に関しては、専用オプションアタッチメントも用意されております。マツダ用(キャップがネジのため固定爪がかけにくい。)は専用ネジタイプ。ホンダ用(オデッセイなど上部スペースがない。)はプラグが横出しタイプ。その他専用タイプがございます。特注品の製作お見積もりも可能ですので、お問い合わせください。

OM-35:ワンマンブリーダーは、圧送ホースおよびACコードの収納が不便。また、18リットル缶に設置できるようにならないか?

Wタイプの方では、フルードタンクを2個設置していることもあり、内部スペースはたしかに狭くなっています。
申し訳ございませんが、現在のところ対処策はありません。ホースに関しましては、別売部品(接続キャップおよびプラグ)にて本体と切り離して収納することも可能です。
同様に、吸引ホースを延長し、OM-180用の18リットル缶用キャップおよび吸引パイプなど、別売部品にて18リットル缶に設置することも可能です。

OM-20:ワンマンブリーダーを使用したところ、ブリーダー補助リングは役に立たず、いつまでも泡ばかりでエアーが抜けない?

ドラムブレーキなどで、ブリーダープラグ周囲に凹凸がある場合は、ブリーダー補助リングは効果を上げられません。この場合は、ブリーダープラグのネジ部周囲に、ラバーグリスを塗布してエアーの混入を防止してください。いつまでも泡が消えないのは、このブリーダープラグのネジ部分からエアーを吸っているためで、ブレーキ配管のエアーは抜けています。

VP-939:バルブコッターツールを買ったが、ディーゼル車や外車に使用できない。また、装着アタッチメントが一発でうまくできない。

ディーゼル車に関しては、エアージョイントが使用できません。

エアージョイントは、シリンダーヘッドを降ろさずに作業する際の、バルブ脱落防止用です。ディーゼル車の場合、ピストンを上死点におくことで作業可能です。

グロープラグ穴を利用するエアージョイントも、特注オプションで用意しております。
ベンツ、ワーゲンなど一部の外車に関しては、コッターピンに2本ミゾのものがあり、本ツールの装着方式では、バルブステムの1本目のミゾに先に入ってしまうため使用できません。このタイプのコッターピン装着には、一般市販のバルブスプリングコンプレッサーをご使用ください。

また、装着アタッチメントは、ご指摘の通り若干の慣れとコツが必要です。
まず、コッターピン、バルブステム、リテーナーは、スラッジや汚れたオイルを拭き取り、きれいな状態にしてください。ヘッドが傾斜している時は、2つのコッターピンが、上下ではなく左右になるようセットしてください。
その後、ただ押しつけるだけではなく、ゆっくり垂直に充分なストロークを押し込み、戻す際も一気に戻さず、かかり具合を感触で確かめながら戻します。かかりの位置で、数回押し戻しを行ってコッターピンを落ち着かせ、スプリングのテンションを感じなくなったら装着アタッチメントを引き離します。もしこの時、コッターピンの片方だけが入ってしまったら、必ず一度外してから再度装着してください。

BS-922:ブレーキシュースプリングプーラーは、大型車に使用できますか?

4t車までです。大型車は、方式も異なるため使用できません。大型車の全てに対応できるものではありませんが、BS-202:ブレーキスプリングツール大型車用をご検討ください。

CP-98A:ギアプーラーを使うのは、日産車くらいのもので、他メーカー車は簡単に抜けると思うが必要なのですか?また、この爪は薄すぎてすぐに折れてしまいそうですが?

クランクタイミングギアは、キーによって位置決め固定されるもので、圧入はされていません。ですから、新品状態であれば手で簡単に抜き取りできます。

しかし、何万キロと走行したエンジンでは状態も変化し、固着したり錆びたりで抜けなくなってしまうことがあります。この時、クランク回りにはスペースの制約もあり、通常のギアプーラーが使用できないことがほとんどで、このCP-98Aの活躍の場が生まれます。

爪部は、限界まで薄い設計になっておりますので、強いトルクをかけることはできません。しかし前記の通り、クランクタイミングギアは、もともと圧入されているものではないため、強いトルクをかけなくても抜き取りが可能です。ただし、クランクシャフトに傷が入っていたり、完全に焼き付いてしまっているような時、またはセット状態が悪く、片側の爪にのみ力がかかったりすると、限界トルクを越えて爪が破損します。この場合は、クレーム処理できませんので、補修部品をご注文ください。

また、このCP-98Aは、カタログに記載のオプションパーツにより、オルタネーターなどのミニベアリングや、その他汎用プーラーとしてご使用いただけます。

LF-928:センターアームブッシュプーラーを使っていますが、現場では姿勢が悪く力がかけづらいのでプレスに持って行き、セットのカラーを使用して作業しています。何かもっと良い方法はありますか? また、適合車種表も新しく詳しいものは出ませんか?

プレスが手近にあり、簡単に使用できる環境であれば、そのような使用方法は理想的です。ただし、ブッシュ装着の際は慎重な作業を心がけないと、部品を傷めてしまう可能性もあり、この点ではネジ圧での作業が安心です。適合表は、新しい車種でも部品が変更されていないため、特に変化はありません。ただし、一部車種(ホンダ車、スズキキャリー:ST41-4WD、DE51V)には、カタログに記載されておりませんが、オプションパーツを用意しております。

TBP-986H:ベアリングインナーレースプーラーセットを買ったが、サイズ合うチャックが入っていない?

申し訳ございませんが、本セットには標準的な国産小型乗用車に対応する、代表的なチャック7サイズを入れております。一部ユニット型ではない、標準型のボールベアリングを使用している車種があります。このタイプは、本ツール(TBP-986H)の適応対象外となります。一般市販の、ベアリングセパレーターなどをご使用ください。その他、日産車、マツダ車の一部および旧型車には、Rタイプ(テーパーローラーベアリング用)のオプションチャックが必要です。

SH-12:スライドハンマーは、重量も軽くストロークが短いので、充分な力が出せない?

スライドハンマーは、その作業に応じた能力を持たせて設計されています。無理に大きなショックをあたえて、相手を損傷してしまったり、スペースの問題や作業者の疲労軽減のため、最適なサイズのもの(ツールにセットされているものまたは推奨品)を使用することが理想です。また、お客様のスライドハンマーを、当社ツールに接続できるようにする、ネジサイズ切替ジョイントを各種用意いたしております。

ドライブシャフトのブーツ交換で、シャフトを車体から外さず(デフから抜かず)に、アウター側ジョイントを分離したいのですが?

当社のBCシリーズは、ドライブシャフトを車体から外して、バイスに固定して作業するようになっています。

しかし、お客様によっては、バイスプライヤーと当て板などを使用して、シャフトの中間部を車体のフレームなどに固定し、デフから抜かずに作業されているというお話もあります。もちろん、バイスに固定する場合と違い、大きなスライドハンマーショックをあたえられません。しかし、アウター側ジョイントは、全て確実に抜けるわけではありませんので、これで抜けない時はあきらめて車体から外し、インナー側から交換されているとのことです。
内部で張っている、Cリングの状態によっては、無理にショックをあたえても抜けずに、ドライブシャフトを損傷し、ASSY交換となる可能性もありますので注意が必要です。

E4500J:カムロックツールを使って、クランクプーリーボルトやカムプーリボルトを緩めたいのですが、耐えられますか??

本ツールは位置決め専用ツールです。プーリーボルトを緩める時の固定ツールとしては使用できません。万が一、ツールをセットした状態でプーリーの回転方向に力を加えてしまうと、ツールが破損してしまいます。そこで使用時の注意として、タイミングベルト取り付け後、ベルト位置確認のためクランクシャフトを回すときは、ツールの取り外し忘れのないよう注意していただく必要があります。

HBAT-12:ハブボルト修正器で、普通のボルトを修正することは出来ますか??

可能です。ネジ径、ネジピッチが合っていて、専用ダイスハンドルがセット出来るスペースがあれば、問題なく使用できます。ただし、あくまでも修正工具ですので、新しいネジ山を切ったり、完全に元通りのネジ山に戻すことはできません。

CP-98EX:プーリースピンナーレンチで、クランクプーリーを押さえてプーリーボルトを緩めたいのですが、大丈夫ですか??

クランクプーリーなどの回り止めに使用する場合は、最大トルク300N-mまで耐えられるよう設計されています。排気量の大きいエンジンで、クランクプーリーボルトの締め付けトルクが300N-mを超えている場合は、工具が破損してしまいます。締め付けトルクが、300N-m以上のエンジンには、当社商品「CP-93DX-S:クランクプーリーホールドプレート」をお勧めします。

AR-500:アールレンチを購入して、早速使ったが、クランクプーリーボルトが緩まなかった。なぜ? ちなみにエンジンは、2JZです。

アールレンチの性能が、十分発揮されていなかった可能性があります。アールレンチは、インパクトレンチなどの回転工具とは異なり、ただかまえてスロットルを開いてもトルクは伝わりません。メガネレンチを使用する時のように、ゆるめ方向に手動トルクを掛ける必要があります。

また、出力トルクは、使用環境によって大きく変わってきます。エアーホースが細かったり、エアーホースが長かったりすると、出力トルクは低下します。例えば、長いホースリールを使用して接続すると、出力トルクが半分になってしまう場合もあります。エアー圧が低い場合も、同様に出力トルク低下の原因になります。

さらに、トヨタ/2JZなど最近のエンジンは、大きな座金の付いたフランジボルトが使用されています。この手のボルトは、固着して非常にゆるめにくくなっていることが多く、当たり前のことですが潤滑浸透材をスプレーしてやることが重要です。

その他、プーリーの供回り防止方法、ソケットレンチの接続方法など、色々な要因が考えられます。取扱説明書を再度ご確認頂き、使用環境をお知らせください。なお保証期間内であれば、出力・トルク検査は無料でいたしております。

特定の製品以外の一般質問

各製品に、オプションパーツが設定されていることがあるが、いざという時にないことに気づくと作業が止まってしまう。初めからセットに入れておいてほしい。

SSTという製品は、各車種の独自な形状に合わせて設計されます。そのため、新型車の登場などで、その部品のサイズや形状が変わると、どうしてもオプションパーツの設定が必要になります。

また、発売後のお客様からのご要望や改良により、追加パーツが設定されることもしばしばです。その際には、パンフレットやこのWeb上でもお知らせいたしております。そのパーツが頻度の高いものであれば、新規にセット内容の変更も行っております。いずれの場合も、現行品に追加して(新規にセットをご購入することなく)ご使用いただけるよう心がけております。

しかし、お客様によっては、特定の車種に関して必要のない場合もあり、けして安くはないSSTですので、無駄な部品購入を避けるためにも、セット内容の設定時には、頻度の少ないパーツをオプション設定とするケースもございます。

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