ディーゼル車に関しては、エアージョイントが使用できません。

エアージョイントは、シリンダーヘッドを降ろさずに作業する際の、バルブ脱落防止用です。ディーゼル車の場合、ピストンを上死点におくことで作業可能です。

グロープラグ穴を利用するエアージョイントも、特注オプションで用意しております。
ベンツ、ワーゲンなど一部の外車に関しては、コッターピンに2本ミゾのものがあり、本ツールの装着方式では、バルブステムの1本目のミゾに先に入ってしまうため使用できません。このタイプのコッターピン装着には、一般市販のバルブスプリングコンプレッサーをご使用ください。

また、装着アタッチメントは、ご指摘の通り若干の慣れとコツが必要です。
まず、コッターピン、バルブステム、リテーナーは、スラッジや汚れたオイルを拭き取り、きれいな状態にしてください。ヘッドが傾斜している時は、2つのコッターピンが、上下ではなく左右になるようセットしてください。
その後、ただ押しつけるだけではなく、ゆっくり垂直に充分なストロークを押し込み、戻す際も一気に戻さず、かかり具合を感触で確かめながら戻します。かかりの位置で、数回押し戻しを行ってコッターピンを落ち着かせ、スプリングのテンションを感じなくなったら装着アタッチメントを引き離します。もしこの時、コッターピンの片方だけが入ってしまったら、必ず一度外してから再度装着してください。

VP-939:バルブコッターツールを買ったが、ディーゼル車や外車に使用できない。また、装着アタッチメントが一発でうまくできない。

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